住職の言葉

住職1

人びとの心の安寧を得るために心から祈念いたします

新型コロナウイルス渦の中、東京オリンピックが一年延期され開催されました。

過去の情報が反省しても生かされ続ける怖さを心に念じながら、スポーツマンとして最高の結果を残してもらいたいと思います。

先日、「あっぱれKANAGAWA大行進」に出演させて頂きました。赤井の井戸にまつわる話、秘仏の赤い水で描かれた赤井不動尊像の絵図を特別にご開帳させて頂きました、正月の初不動護摩供、秋の不動大祭などに多くの信者にお詣り頂き、護摩御祈祷、皆様のご家庭の「家内安全」など、添え護摩しながらお不動さまのご利益を戴きながら、新型コロナウイルス渦の中、安心安全な社会が送れますよう心からご祈念申しております。

戦後、時代が変わり核家族化などにより、お墓を代々見守ることが難しくなって、墓の後継者がいない方や独身者、経済的事情で困っている方に向けに、新しい型の十三佛永代墓を開設しました。中国の福建省に赴き、十三佛のレリーフ、弘法大師坐像(木刻から京都で鋳造)五輪墓など契約して輸入、本堂を建築した松井建設により、大師廟を請負、平成17年(2005)に開眼法要を修行しました。

多くの方々の御縁、仏縁を頂き大師廟が手狭になったので二期工事を進めて、令和を祈念して、反対側に同じ仕様で「観音廟」を二期工事として開設しました。本尊の十一面観音菩薩立像は、大和の長谷寺の本尊十一面観音菩薩立像を手本に手に錫杖を持って慈悲の心で温かく輝いて我々を見守っておられます。

檀信徒の方々と、十三佛友の会を中心として、地域で開かれた、一般の方も参加しやすいように「開かれたお寺」として、これまで縁のなかった人との縁も結ぶ、多くの方に仏縁をつくって頂き、新型コロナウイルスを撲滅して、安心安全、心の安寧を得るために心からご祈念して発信して参りたいと思います。

合掌

令和三年十月吉日

赤井精舎 十三佛永代墓正法院 住職:友繁照純